ラグに関していえば、これを起こさないスクリプトオブジェクトはSecond Lifeに存在しません。私たちは、十分な特長を備えた、魅力的でおもしろい動物ができる限りラグを生じないよう、内部的に多くの手段を講じました。また、あなたの個人的な要望や制約にあわせて、バニーが使用するリソース量をコントロールできるようオプションを準備しました。
赤ちゃんが産まれると、その場所が通常SIMであるかホームステッドSIMであるかを判断します。そして赤ちゃんは、そのSIMに影響するスクリプト処理を低減できるようステータスを調整します。
私たちは、SIMの負荷を減らせるよう3つのメインオプションを用意しました。
まず第一は、アニメーションです。Ozimals Bunnyはアニメーションをふんだんに使ったAIペットです。ということは、バニーがアニメーションを実行するために、プリムごとに動作を管理するスクリプトが必要になります。このため、もし20羽以上のバニーが一斉にアニメーションを行うと、ホームステッドSIMではラグを生じさせるかもしれません。この対策として、私たちはアニメーションを停止できるようにしました。これは、バニーが動かないようになるのではなく、飛び跳ねるようなアニメーションをしないようになるということです。バニーは手足を動かさず、ひとつの塊として動くようになります。
次のオプションは、バニーの動作(movement)です。あなたは、バニーをまったく動かなくすることが出来ます。オブジェクトが静止すると、SIMのスクリプト処理が少なくなります。
三番目は、バニーのレンジ(Range)を調整することです。レンジが狭いほど、SIMへの影響は少なくなります。バニーは100m以内を動けますが、それだけの距離を動くとなると初期設定の5mと比べて、SIMがスクリプトを処理するのに多くの時間を必要とします。バニーが壁にぶつかったり、プリムに衝突しないようにレンジを設定すると、衝突スコアを減らせます。バニーを閉じ込めておく必要はありません。レンジを使えば、彼らを自由に動き回らせることができます。もしあなたが装飾的に閉じた空間でバニーを飼育したいなら、バニーのレンジを空間を囲うフェンスよりも狭くしてください。そうすれば、必要以上にプリムに衝突することを避けられます。
どのようにレンジを設定しようとも、バニーたちが設定されたホームポジションの近くにいるというのが重要です。もしバニーがレンジから出てしまった場合、ホームを移動させて使用することができます。
繰り返しますが、Ozimalsは長い時間をかけて、自由な発想でできる限りSIMフレンドリーになるよう制作されました -- 以上に説明したオプションは、あなたがパフォーマンスを微調整できるよう、私たちが準備した追加的なリソースにすぎません。
スカルプトレンダリング(Sculpty Rendering)
SLにおけるスカルプトの読み込みはちょっともたつくうえに、多少違って描画されます。Ozimals Bunnyはスカルプトプリムで作られているので、どうすれば画面上でよりよく見えるかをお教えします。
LOD設定をdebugすることが、スカルプトを最適に見せる方法です。 これから説明するとおりに、あなたのビューアーを設定してください。そうすれば、あらゆるスカルプトオブジェクトがとても素晴らしく見えるようになります。
以下の手順を行ってください。
- Ctrl-Alt-D(Macの場合はOpt-Ctrl-D)を押して、Advancedメニューを表示します。
- メニューの底部近くにある「debug settings」を選んでください。
- 空白に、次の言葉をコピー&ペーストしてください -- RenderVolumeLODFactor
- valueを4にセットしてください。
(注1)この操作で、あなたやあなたの周辺にラグが発生することはありません! また、Ozimals製品だけではなく、すべてのスカルプトの見た目が劇的に改善されます!
(注2)RenderVolumeLODFactorを増やした後、たとえばラグの多い場所でグラフィック設定を低くするなどの変更を行うと、RenderVolumeLODFactorは、初期値の1.00か2.00に戻ります。このため、グラフィックタブ内の設定を変えるたびに、LODをdebugしなおす必要があります。ビューアーのアップデート後も同様です。
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