はじめまして、カカシです。
ご存知かもしれませんが、ブログなどの裏方作業を担当してます。
カカシの由来は・・・お分かりですね。
掲示板では、非公式情報としてフォーラムの投稿を転載してましたが、ドロシーちゃんから繁殖のしくみをテーマにしたブログを
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Ozimals Bunnyの最大の魅力は、何といっても繁殖だと思います。繁殖を通じて、バニーの遺伝子は親から子どもへ、子どもから孫へと脈々と受け継がれます。お気に入りのバニーの形質(trait)を1代限りに終わらせず、子孫を通じてずっと保持していくこともできます。一方で、そういう計算はまったく度外視して、バニーたちのラブロマンスを楽しむというのも素晴らしいでしょう。
さて、飼育ガイドにあるように、Ozimals Bunnyは繁殖のしくみに、「SL向けに修正された、実際の優性/劣性の遺伝システム(genetics system)」を採用してます。
生物は通常、その形質について、2つで1組の遺伝子をもちます。各遺伝子には、形質の情報が記録されています。形質として現れるのは、どちらか一方の遺伝子(正確には、遺伝子に記録された情報)だけで、残りの遺伝子は現れずに隠れています。繁殖して子どもが産まれると、その子どもは親の2つの遺伝子からそれぞれ一つずつを受け継ぎ、受け継いだ遺伝子をもとにしてその形質を現します(参照:メンデルの法則)。
Ozimals Bunnyにも当然、このことが当てはまります。バニーの形質には、Fur(品種と毛色)、Eyes(アイカラー)、Ears(耳型)、Shade(毛並み)の4つがあります。バニーは各形質ごとに2つの遺伝子をもち、一つはバニーの形質として現れます(ステータスに表示される)が、もう一つは現れずに隠れています(ステータスに表示されない)。
下図は、ドロシーちゃんのバニーです。
ステータスの形質情報を赤く囲んでますが、 この情報をここまでのお話に当てはめると、次のように整理できます。
ステータスに表示されない遺伝子を探るには、繁殖を行うしかありません。親とは違う形質が子どもに現れれば、両親のどちらかがその遺伝子を隠しもっていると判断できます。子どもは両親から各形質の遺伝子を1つずつ受け継ぐので、同じペアで子どもの形質として現れる可能性のある遺伝子の数は、両親に現れているものが2つと現れていないものが2つ、合計4つであると考えられます(突然変異種やEliteについては考慮してません)。
両親の遺伝子を洗い出すには、同じペアで繁殖を繰り返すのが確実です。これは時間が掛かるかもしれませんが、そんなに難しいことではないと思います。
※この投稿はカカシの私見を交えたもので、Ozimalsの公式見解ではありません。皆さんの意見交流の叩き台にしてもらえると、嬉しく思います。コメント歓迎します!
カカシのウサギ研究は、繁殖のしくみをテーマに、「遺伝子の組み合わせや遺伝子の優性/劣性を判断する方法を一般公式化すること」を目指します。個別の事案については、Ozimals Bunnyを飼う楽しみとして皆さんに解き明かしてもらいたいので、できるだけネタバレしないよう心掛けていくつもりです。一方で、抽象的な説明になってしまって、小難しく思われるかも知れません。もしこうしたほうが分かりやすいなどのご意見・ご要望がありましたら、遠慮なくコメントしてください。
[最終更新]2011年09月01日
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